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0606名無電力14001
2009/12/11(金) 20:18:1612月11日17時1分配信 紀伊民報
国のダム事業見直しで、来年度以降の補助事業継続が不透明な切目川ダム(印南町)について、仁坂吉伸知事は10日、
「県にとって必要な事業。補助金が凍結されても完成に向け事業を推進する」と述べた。
県議会12月定例会で花田健吉議員(自民)の一般質問に答えた。
切目川ダムは、洪水被害防止と水源確保のため、県が国から2分の1の補助を受け建設を進めている「補助ダム」。総事業費は約159億円。
1987年の予備調査から計画が始まり、進ちょく率は約45%。水没する高串地区では移転協力が進み、約99%の補償が完了しているという。
2014年度の完成を目指しており、本年度は本体工事の一部、仮排水トンネルの工事に入る。
前原誠司国土交通相は全国143の国直轄ダムや補助ダムの中止や見直しを表明。
補助ダムについては「知事の判断を尊重する」としているが、10年度のダム事業の方針はまだ示されていない。
切目川流域では88年9月の洪水で、176戸が浸水し、約30億円の被害が出た。
県の計画によると、河川改修とダムは建設を併せて行うことで、20年に1度の確率で発生する規模の洪水被害を防止、軽減できる。
利水では印南町の水道水源として将来必要量の5分の1、水田、畑合わせ約400ヘクタールの農業用水を安定供給できるとしている。
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