本明川ダム計画:問題点検証へ 市民有志が考える会設立 /長崎
10月4日16時1分配信 毎日新聞

諫早市に建設予定の本明川ダムを問題視する市民有志が3日、
市内で会合を開き、事業の問題点を検証する市民団体「本明川の治水と利水を考える会」(高谷記史代表)を立ち上げた。
ダムの事業中止も見据え、国や市に要請活動や提言などを展開するという。
本明川ダム(有効貯水容量820万トン)は治水と利水の多目的ダムで長崎、諫早両市、時津、長与両町の水道水確保を担う。
会合では
「地下水への影響が心配」
「将来の人口減で水道水の需要は必要ない」
などと意見が続出し、事業見直しを訴えることでまとまった。
〔長崎版〕10月4日朝刊