電柱でPCB含む絶縁油漏れる 長岡市 
5月23日7時57分配信 産経新聞

東北電力新潟支店は22日、
新潟県長岡市曲新町の高さ6メートルの電柱上の変圧器から漏れ出した絶縁油0・5リットルから環境基準を上回る猛毒のPCBが検出されたことを明らかにした。

同支店によると、今月13日に市民から絶縁油が漏れていると通報があり、同支店が漏れ出した絶縁油を全量回収して変圧器を交換した。
漏れ出した絶縁油を調べたところ、0・5ppmの環境基準を上回る18ppmのPCBが検出された。

絶縁油が漏れ出したのは金属製の変圧器の底の部分の腐食が原因。
絶縁油はリサイクル利用され、何らかの原因でPCBが混入したものとみられ、平成元年以前につくられた変圧器に含まれる可能性があるという。
県内には元年以前の変圧器が3万7000台あるが、24年までにはすべて交換されるという。
最終更新:5月23日7時57分