エネルギー関連ニュース速報@環境・電力板 2
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0097名無電力14001
2009/01/06(火) 16:55:51http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090105-00000012-fsi-bus_all
人工筋肉などの研究開発ベンチャーのイーメックス(大阪府吹田市)は、蓄電部品「リチウムイオンキャパシタ」に
ついて蓄電性能は従来の10倍に、エネルギー密度では従来の5倍の性能を実現した。従来のリチウムイオンキャパ
シタの技術的な課題となっていた蓄電、エネルギー密度の低さを克服したことで、普及が加速しそうだ。今後の研究
成果次第で、現在、蓄電部品分野の勝ち組の名をほしいままにしているリチウムイオン電池の座を脅かす存在になる
可能性もある。
従来のリチウムイオンキャパシタのエネルギー密度は低く、リチウムイオン電池の約30分の1とされている。性能
の高さからリチウムイオン電池は、パソコンや携帯電話などその用途は拡大。蓄電装置の主役の座に君臨している。
しかし、リチウムイオン電池にも技術的な課題がある。蓄電装置内で化学反応を伴うため製品の寿命は約2年と短い
うえ、発火する恐れがあるなど安全性を疑問視する声も少なくない。
一方、リチウムイオンキャパシタの蓄電は化学反応によるものではないため劣化が少なく、製品寿命は10年以上と
長いのがウリだ。さらに「使用する材料費も安いため、生産コストをリチウムイオン電池よりも低く抑えることができる」
(瀬和信吾社長)という。電気自動車を開発する一部の自動車メーカーからは長寿命と生産コストの安さからリチウム
イオンキャパシタへの注目度が高まりつつある。
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