太陽と風で金のなる木を 独、自然エネルギー投資ブーム
http://www.business-i.jp/news/bb-page/news/200902070111a.nwc

 ドイツでは今年、太陽光や風力など再生可能エネルギー分野への投資が増える見込みだ。
資金調達の困難な情勢に逆行し、政府による電力価格の保証が同エネルギーの開発計画へ
の投資を促進している。
 同エネルギー電力会社の経営者によると、数カ月前では考えられなかった投資家や資金
の貸し手が発電施設建設計画への融資を申し出るようになってきたという。

 風力発電開発業者、プラムベック・ノイエ・エネルギーのマーティン・ビルハルト社長
はインタビューに応じ、「投資家が建設計画のリスクを小さいと判断したため、融資状況
は良くなっている」と語った。同社は昨年末、ドイツの銀行大手コメルツバンクから6億
ユーロ(約698億円)の融資を受けており、現在、発電容量110メガワットの設備を
建設中だ。
 太陽光電力会社フェニックス・ソーラーのアンドレアス・ハーネルCEO(最高経営責
任者)も、「昨年末よりも資金が調達しやすくなってきた」と述べた。