京都市、景観配慮の太陽光発電を助成
4月から…最大32万円
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco_news/20090205ke01.htm


 京都市は4月に、景観に配慮した太陽光パネルを設置する際に、費用の約1割にあたる最
大32万円を補助する助成制度を始める。町家の風情を壊さないよう、主流の青色パネルよ
りも約1割高価な黒色の薄型パネルの設置を推進する。環境省は「景観保護を兼ねた太陽光
発電の助成制度は聞いたことがない」としている。

 市では、2007年9月に全国一厳しい新景観政策を導入。一部地域では青色や、約30
センチ程度の厚さがあるパネルが「屋根との一体感がない」と禁止された。市は03年度か
ら1キロ・ワットあたり4万5000円、最大4キロ・ワット分の18万円を補助していた
が、新政策導入以後は利用が減った。

 市は温暖化防止の京都議定書誕生の地として環境保護にも力を入れており、補助額を最大
2万円引き上げ、景観に配慮したパネルの場合はさらに12万円上乗せする。