エネルギー関連ニュース速報@環境・電力板 2
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0241名無電力14001
2009/02/03(火) 02:37:50http://wiredvision.jp/news/200902/2009020222.html
ノルウェーの首都オスロでは、80台の市バスを改造して、屎尿から取り出したバイオメタンを
動力燃料として利用しようとしている。
CO2排出量を削減し、「2050年までにカーボン・ニュートラルを実現する」というノルウェー
政府の野心的な計画に沿った、(いささか胸が悪くなるかもしれないが)画期的な取り組みだ。
9月から、オスロにある2カ所の下水処理場が、下水を分解する微生物作用の副産物であるメタ
ンを回収して市バスの燃料にする予定だ。市当局者によると、燃料を転換すれば燃費の節約にな
り、下水処理場とバスの両方においてCO2排出量を削減できるという。
「オスロは、環境面で持続可能な世界有数の首都を目指している。バイオメタンの利用は理にか
なっている。利用しなければバイオメタンが無駄になるだけでない。バス1台当たりのCO2排出
量を削減すれば、カーボン・ニュートラルという目標の達成に大いに役立つ」とプロジェクト責
任者のOle Jakob Johansen氏は『Guardian』紙に語っている。
バイオメタン推進派は、このガスを燃料として利用すれば、大気の質が改善するだけでなく、農
村を代替燃料の生産基地に変えることができると主張している。
カリフォルニア州のバイオメタン推進グループは、同州にいる170万頭の乳牛からメタンを回収
すれば、1億5000万ガロン(約57万キロリットル)以上のガソリンに相当する約2億3000万立法メ
ートルのメタンを年間で生成できると主張している。
これは米国の1日のガソリン消費量である3億9000万ガロン(約150万キロリットル)の半分にも満
たないが、ばかにならない数字だ。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています