レジ袋有料化について
自治体によっては条例まで作って小売店に義務付けているところもありますが
自主的にやっているのはほとんど大手企業です。
大手企業はCO2削減に取り組むことが国から要請されており、
また、広く社会に貢献することが期待されている。
レジ袋自体にCO2削減効果はほとんどないのは事実ですが、
有料化して集まったお金をNPOやボランティアに寄付したり、
自社のCSR活動に充てたり、
CO2削減目標に届かないとき、その分の排出権購入に充てたり
しているところがほとんどのようです。
レジ袋を購入した人は間接的に環境活動に参加していることになります。

日本のCO2削減義務は2050年までに1990年対比でマイナス50%です。
民間企業、国民の努力で達成できなかった場合、
政府が排出権を他国から購入することとなります。
これはもう国際社会の約束事になっています。
購入費には皆さんの税金が使われるわけですから、
地球温暖化に懐疑的で、環境活動に積極的でない人も、
そのことを良く理解して、できることには取り組んだ方がいいと思います。