建物、使っている機械、「便所は外」という発想、ついでにズタズタの天井、ボロボロの壁、デコボコの床。すべてにおいて『昭和』の世界。
昭和の・・・そうだな、大雑把に言って「初期」ぐらいだろうか。
設備投資しないにも程がある。
今は西暦2008年。平成20年。昭和なんてとっくに終わってる。
なぜ昭和初期の世界を維持し続けるのか。
俺達は良い製品を作りたいのに、
この昭和の設備では限界がある。限界なんか、いつもいつもイヤと言うほど見えまくってる。
「まだ動くんだから動かせばいいじゃん」「まだ使えるんだから使えばいいじゃん」
それではダメなんですよ。2008年には2008年の設備で闘うべきだ。勝ちたいなら。
設備投資をケチるあまり、結果的に効率は悪くなりまくり、生産性は低レベルを維持。製品の品質も高みに到達できるはずもなし。
こんな事を続けていたら、いつまで経っても昭和から上の世界には行けない。
ライバル企業になんか勝てるはずもない。
俺達を昭和の世界から解放して下さい。2008年の世界に行かせて下さい。
もうそろそろハイレベルな製品作りを体験させて下さい。

更に最近では中国製の部材をも使ったりしているらしい。
「値段がクソ安いしコストダウンだべ」みたいな感じですか?
もし仮に、このクソ安い中国製の部材が粗悪品だったりして、これが原因でぶっ飛んだりしたとしたらコストダウンもヘッタクレもあったものではないでしょうに。