>>621
1%の改善を毎年続けられるというのが、まず幻想
まず効率はどこまでも改善出来るものではない。
理論効率があり、多くの熱機関は既に理論効率に近い数字で動いている。

そして効率には欺瞞がある。
たとえば液晶テレビ。
効率が良くなったというが、実はテレビトータルの消費電力は大きくなっている。
なぜならテレビが大型化している事と、普及台数が世界で増加し続けているからだ。


次に1%の増加率と2%の増加率では2%の方が多いから1%がマシという計算なんだろうけど、
許容量があるという事を忘れている。
現在の人口でも許容量を超えている事を忘れてはいないか?

まず石油は1〜2兆バーレル程しかない。増加率が0でも、現在の消費量でも50年程で無くなる。
石炭は1桁以上多いが、これも石炭が自然に生産される量より多く消費してるわけで
やがて無くなる事に変わりない。

世界のエネルギー消費を2桁小さくしないと「持続可能な発展(開発)」は無理で
それはつまり[発展]という言葉に欺瞞があるという事さ