三菱重工業は昨年末に受注を始めた大型風力発電機(出力2.4メガワット)の受注額が9月末で
3000億円に達したことを明らかにした。台数ベースでは680台になる。受注台数の9割強が
米国向けで、来年春から運転を順次開始する。同社は好調な受注に対応し、来年から横浜製作所
(横浜市)などで増産体制を整える。

 三菱重工は1980年代から風力発電機を販売しているが、2.4メガワットの大型機は最大の
ヒット製品になった。小型の1メガワット機は受注総額が3000億円(2000台)に達するのに
発売から4年間を要したが、2.4メガワット機は10カ月で受注額が並んだ格好だ。


▽News Source NIKKEI NET 2007年10月16日07時00分
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20071016AT1D0509K15102007.html