どうやら釣りやネタではないようなので。

平井の阿呆は、女川が震度5でなく4で止まったことをおかしい、と言っている。
しかし、これは地震加速度計が作動したものではなく、全く別の安全設備である炉内中性子束計が作動したもの。

炉内構造物の間隔が振動によって僅かに変動し、結果として中性子束が上昇、設計通りに安全系の一つが作動してCRDが動いたものである。

つまり、より安全側に作動したものであり、安全上全く問題はない事象。(後に、この程度の揺れでいちいち停止するのは安定供給上問題があるとして、全BWRに振動を抑える改造を実施している。)

「震度4で中性子束高が出て(設計通りに)止まったから、震度5で加速度計が働かないかも知れない」というのは無茶苦茶な理論展開だと思うが。

加速度計は定期的に点検・設定値確認しているし、もし万が一、これが全て故障したとしても、問題があれば他のセンサーが異常を感知して停止する設計にはなっている。

数多くのセンサーがあるのだから、地震加速度トリップの機能などいらないのではないか、と提言している耐震評価の専門家までいる程なんだがね。