これからのアメリカの地球温暖化対策
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0007名無電力14001
2006/12/01(金) 22:29:08マサチューセッツ州など12州やニューヨークなど3市、複数の環境保護団体が米環境保護局(EPA)に対し
温室効果ガス排出量の規制を求めた訴訟で、連邦最高裁は29日、審問を開いた。
地球温暖化問題が米最高裁に持ち込まれたのは初めて。温室効果ガス削減をめぐる政府権限の有無や原告の
具体的な環境被害が争点となった。
原告側のマサチューセッツ州のミルキー司法次官補は、EPAが温室効果ガス排出の規制を怠ったことで
「継続的な被害が生じている」と指摘。温暖化による海抜上昇で「(州内の)200マイルの海岸線が
失われようとしている」と主張した。
これに対し、「規制の権限がない」と反論している連邦政府のガリ次席検事は「地球の気候変化をめぐり、
本質的な科学的不確実性がある」と指摘。経済活動の大半が温室効果ガス排出と結びついており、
規制は経済に深刻な影響を与えるとも強調した。
12州は2003年にEPAを提訴したが、昨年8月、ワシントンの連邦高裁は審理要請を却下。
今年3月、最高裁に上訴した。判決は来年半ばに予定されている。(ワシントン 渡辺浩生)
(産経新聞) - 12月1日8時0分更新
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています