北陸電力【PART3】
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0963まず、社長表彰か いや保安院長表彰かな
2007/03/20(火) 22:34:49実情を聞いてみたい人がいる。
北陸電力志賀原発で起きていた臨界事故を、最初に申告した同社の社員である。
甚大な被害をもたらしかねない事故だ。
同社はそれを七年九カ月間も隠していた。
社の聞き取り調査で、一人の社員が初めて、事故のことを告げた。
この話をもとに全社的な調査が進み、不正がようやく明るみに出たのだから、意義は大きい。
どこのだれかは明らかではない。
未明の事故なので、現場にいた人はそれほど多くなかった。
その一人か。
当事者ではなく、聞いた話を伝えただけかもしれない。
いずれにしても、事故を隠し続けることへの疑問が、心の底にあったのではないか。
原発での事故隠しといえば、「チャイナ・シンドローム」という二十八年前の米映画を思いだす。
名優ジャック・レモンの演じる原発技師が重要な役どころだ。
事故の深刻さを知った彼は、事実を隠す社の姿勢に疑問を持つ。
しかし、壁は厚い。
苦悩の末、思い切った行動に出る場面が、映画のヤマ場だ。
不正を見て、知らんぷりのできない自尊心が、彼の背中を押す。
北陸電力の社員はどうだったのだろう。
どんな経過であろうと、八年近い隠蔽(いんぺい)は許されないし、現実は映画のようにいかない。
だが安全への責任がある電力会社の社員が、自尊心を失わずに声を上げたとすれば、ちょっと救われるのだが。
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