>>884
・ご存知のとおり「100度の蒸気の熱量を100」とすると
 「100度のお湯の熱量は30」に過ぎない。
 100度のお湯を100度の蒸気にするのに必要な熱に比べると、20度を100度に上げたり
 100度蒸気を200度に過熱する熱は屁。
http://www.tlv.com/ja/steam_story/0511condensate_1st.html
・あなたは、発電所の復水器の温排水利用でしか考えていないが
 発電所の蒸気タービンを出たあとの蒸気を、ファンで吸い出して、
 復水器に入れないで、パイプラインで配給すれば話は全く別だ。
・産業向けバッファー電気料金を引き下げ、工場自家発を止めた場合。
 ・発電所から見ればパイプライン熱供給網が巨大な復水器になるし
 ・パイプラインにぶら下がっている工場は水をボイラで蒸気にする必要が
  なくなり、発電所から供給された100度蒸気を過熱するだけでいい。
 (現ボイラの過熱器直前にガスバーナー増設すればいいのではないか?) 
●発電所で蒸気を海水でムダに冷やして水にしている隣で
 石油精製工場で水を蒸気にするためにムダに石炭を焚いているのは馬鹿らしい
・「現場は企業内・工場内で有効利用に努力しているが、経済産業省や経営者が
  熱の節約を現場任せにして、企業間融通を怠ってきたから、こうなっている
  天下りは禁止しないと役所がコンビナート指導力を発揮できない」な
・大都市については原発が建てられないし、火力は原則閉じるから、暫定的に
 「自家発電用を除く工場蒸気所要分のみ」ガスタービンコジェネ・石炭ボイラを認めて、
 長期的には地熱や酸素製鉄=FT合成の廃熱蒸気を都市蒸気供給に利用したり、
 蒸気多消費施設を原発近くに移転すべきなんだろうけどね(エチレン炉・抄紙乾燥工程)