エタノール車を07年春投入 トヨタがエコカー戦略強化
 
トヨタ自動車は13日、サトウキビなどから作るバイオエタノール100%の
燃料を使える同社初の車種を、2007年春をめどにブラジルで発売すると発表した。
またモーターとエンジンを併用するハイブリッド車を、10年代初めまでに
今の倍の14車種程度に増やすなど、エコカー戦略を一層強化する計画を明らかにした。
アルコールの一種であるバイオエタノールは、二酸化炭素(CO2)削減に効果が
あるためガソリンの代替燃料として注目され、普及が進んでいるブラジルでは
欧米メーカーが先行して対応車を販売している。