確率をでもって安全が保証されているという考え方、
まぁ、間違っているとはいえません。でもですね、問題はあるのです。

なにが問題かといえば、その先にある「緊急事態」の対応なんですよ。
確率から言えば、「緊急事態発生」は0ではない事は確率をベースに
した話をしている以上、アリの話ですから。

企業に勤務している方でいささかなりとも「緊急事態対応」のマニュアル
作成なり訓練なりに関わった方であれば、「想定」の際にどの程度緻密に
考えられるかがスタートだと理解できるでしょう。

安全だから何もしなくて良いというのは「思考停止」状態ということ。
単なる叩きで晒しにエネルギーを使っているような人は脇に置いて、
推進派の方達にお願いしたいのは「緊急事態」の際のシュミレーションを
各専門分野から積み上げて欲しいということです。
「緊急事態」そのものの定義は一律なものとはならないでしょう。地域に
よっても異なるでしょうから。。。。。

むずかしいね。

でも、そもそも「緊急事態」なんて起こらないヨ、という態度は非科学的ですよ。。。