スリランカでは1948年から62年までDDTの定期散布を行ない、
それまで年間250万を数えたマラリア患者の数は31人にまで激減しました。
この数はDDTが禁止されてから5年のうちに、もとの250万人まで逆戻りしています。
DDTによって救われた人命の数は5千万とも1億ともいわれ、
これは他のどんな化合物をも上回るものです。

その得失を総合的に考えた場合、安価でこれほどに効果の高いDDTを完全に葬り去るのは
果たして得策なのか疑問を差し挟む声もありますが(アメリカ科学・衛生協議会議長ウィーラン氏による)、
おそらくDDTの名誉が回復される日は永遠にやってこないことでしょう。

http://www1.accsnet.ne.jp/~kentaro/yuuki/DDT/DDT.html


DDTで死んだ香具師って何人でつか?(クスクス