>>602恵也君
マジレスしとこ。
加圧器逃がし弁、補助スプレイ弁共に故障し開かなかった場合でも、設計想定外事象のマニュアル「第2部」という所則に移行し
処置します。つまり運転員は対応可能なように訓練を受けてます。

簡単に書くと、健全側SGの主蒸気逃がし弁を全開で急速冷却し、健全側SGの(漏洩SGは隔離されている)2次側からの蒸気
放出によりSG1次側(1次冷却水)を急速冷却&減圧します。これによりSG1次側と2次側が均圧されていきます。
また、RCS高温側配管が満たされていることが確認できたら、RCPの再起動が可能になるので、これをを再起動することに
より加圧器スプレイ弁が使用可能状態となるので、この弁で減圧可能となります。

それより、SG細管漏洩が継続している状態とは、SG1次側圧力>SG2次側圧力だからリークするのであって、リークするっ
てことは漏れているのでSG1次側の圧力が例えば11.0MPa辺りで均衡することは物理的にありえないでしょ?下がるでしょ?
どうしても炉心溶融にもって行きたいようだけど、漏れたら圧力は下がる。小学生でもわかるレベルじゃないかな?
いや、下がらない場合もあるのでは?なんてお宅がいうのは勝手だが、お宅の脳みその構造疑われると思うよ。

それにプラントにもよるけど、高圧注入ポンプの出口圧力は15.0MPa程あるので、1次冷却系の圧力が11.0MPaも下がってれば
ガンガン注入されるってば。