>>253
それもありますね。
他所で起こった事故を教訓に出来なかった責任の一部はありますね。

>>251>>253の書き込みから、どうやら私が関電擁護をしているように
とられている気がするので少し補足しておきますね。
私も、検査会社の指摘を無視して点検をしなかった(先送りした)関電の責任は
非常に重いと思います。
しかし、関電一社だけの責任ではなかったと思うのですよ。

例えばですね、航空業界では事故が起きた場合、
政府機関による調査をしたり、その調査を元にメーカー・ユーザーへの改善命令を出したりもしますね。
事故でなくても航空機に不具合が見つかれば、ユーザーは政府機関とメーカーに報告する義務が有りますし、
メーカーもまた、ユーザーへ補足構造検査要目などの追加の点検や臨時の部品交換を要請します。
つまり、政府機関・メーカー・ユーザーの三身一体の運用がなされているのですよ。
何か予見できた事故が起これば、三者ともに責任があり、批判を受けるのです。

原発の世界ではそのような組織だった運用がなされてないのでしょうけど
だからと言って、関電さえ責めれば、今後の事故はなくなるのか?という疑問が沸くのですよ。
本当に、政府機関に責任は無かったのでしょうか?
本当に、設計製造者(メーカー)に責任は無かったのでしょうか?

私も、何か問題が起こればユーザーもメーカーも責任に問われるような業界に身を置いてますので
昨今の報道には疑問を持つばかりなのです。