あのねマトモな話をすると、財なりサービスなりを市場に投入するときは、
次の4つの段階を踏むわけよ。

1.市場にとって魅力的な商品・サービスの研究・開発
2.商品・サービスが滞りなく供給されるためのシステムの整備
3.商品・サービスの優位性を顧客へ知らしめるための効果的な広告・宣伝
4.販売機会を逸しないためのチャネル戦略・営業部員による営業活動

つまり営業部員による販売活動というのは、マーケティング戦略のごく一部
を担ってる(重要だけど)に過ぎないわけ。
しかし、1〜3の達成部分を無視して、しかもチャネル戦略も考えず売上の責
任を営業部員の努力やスキルに被せるなら、今のようなモラル・ハザードが
起きるのは当然の帰結なわけ。
ちょっと、マーケティングとか企業戦略を学めば誰でも分かることなんだけ
どね。
経営論とかマーケティングとか、社員も管理者ももっと勉強すればいいのに。