>>810
究極的にはそう、枯渇性資源は一切使っちゃいけない。このスレにも再生可能エネルギーのみ
使うオプションしかない人が何人かいたでしょう、あれはそういうことなんです。

ただ、持続可能性という言葉の定義にも出てくるとおり、現世代の要求に応えきれないという
事態も避けたい。そこで、今石油を使うのは仕方がないとしても、石油が枯渇する前に
石油を使わないで済むシステムを組めばよい、というわけで現状では容認されていると
いう感じでしょうか。法理のややこしい話は知らないのでこれ以上難しい話になるならパス。


燃料再生コストをもし真面目に求めるとするならば「今の(項目別)エネルギー消費を完璧に
再生可能エネルギーでまかなった場合の費用」と「現在(その項目の)枯渇性エネルギーに
支払われている費用」を算定し、差を求めればよいでしょう。()内を無視すると現世代の
総負債も求めることができますし、各項目毎なら原単位を算出することもできます。
前者がかなり誤差の大きい推定を含みますが(どの手段を何%使うかでも変わるから)
いちおう方法としてはしっかりしているのではないでしょうか?(経済屋さんツッコミよろ)。
「将来世代の便益」を推定するのは禁止的に困難(というような表現を経済の人は使う
そうです、よく知りませんが)ですが、このコストに限っては支払い意志の有無が問題で
程度はあまり問題にならないでしょう。

チ□ルチョコが20円で売られているからといってそれを購入した全ての消費者の便益が正確に
20円かというと多分そうではないでしょう。そこまで経済学を信じてはいませんが、
やっぱりチ□ルチョコは20円で買われるだろう、という程度には信頼しています。