>>763
ん〜、一概にそうとは言い切れないです。
ちょっと説明不足だったようですが、電力量とCO2排出の関係って、大雑把に言うと
火力発電との関係だと思うんですね。つまり、CO2の排出量を減らすには、
どれだけ火力発電を使わないかということになってきます。

発電方式の特性として、原子力発電や水力発電(揚水式を除く)は、負荷の急激な
負荷の急激な変動に対応できず、その分を火力発電でカバーするようになっています。
つまり負荷の変動をなるべく無くして、その分原子力発電や水力発電を多く行うように
すれば、火力発電が少なくなりCO2の排出が抑えれれます。逆に、変動が大きければ
電力量が増えなくても、火力発電の稼動が増えるのでCO2も増えます。

よく深夜分に注目しているのは、深夜分が増えれば昼と夜の負荷の差が少なくなるので、
その分原子力発電や水力発電の割合が増える(=CO2排出原単位が減る)ということに
なるからです。その際に、昼間使う分を夜間に使うようにするのが一番良いので、電力会社は
畜熱機器をよく勧めているんですね。