http://www.qsr.mlit.go.jp/kawabe/qa4-1.html
市房ダムで水をとめて、下流に650t/sまで流しても下流は安全、というのが
このダムの計画上の治水効果のわけだ。

しかし市房ダムへの流入量が650tをこえているのは、44回の「洪水調節実績」の
うち7〜8回だから、水害防止に実質的に役立ったのはこれだけ。
残り二十数回はダムがなくても、計画上では水害は生じない。
ダムの効果を表す資料としては、いかにも不適切だな。

まあ実際には流域や川道等の複雑な問題があって、
流量だけで話ができるものではないのだが。