昭和四十年に一度皆伐。スギ七、ヒノキ三の割合で植林し、降水量と
流出量の差(損失量)を調べている。その結果、皆伐から五年間は
六〇〇ミリだった損失量が、十六―二十五年後は一一〇〇〜一二〇〇
ミリに増加し、樹齢とともに保水力がアップしていることが分かった。

人工林では、樹齢とともに保水力は上がるようだが、全体を見ると
広葉樹林の減少がある。ダム反対のせんせーが言ったのは、森林が
良好な状態になれば、30%「程度」の効果が見込めるということ
ではなかったのか?それで川辺川ダムにはどれほどの森林の保水力の
効果を考慮に入れてあるんだ?保水力は認めていたが、効果を算入
しているとは聞いたことがない。あるのなら資料を示してくれ。>大先生