IHが効率が90%で得だというデータはいつもお湯を沸かす(それも90℃)時の
データである。
 カロリー当りに単価は電気のほうが3倍高いが強火のガスは効率が悪く30%
ほどになるからIHが得であるいう。
 実際の料理はフライパンではフタを開けたまま炒めるので熱の多くは空気中に
放散してしまう。この損失は電気の方が3倍高いことになる。
 IHが本当に得だろうか。
 とろ火では、ガスの効率はかなり高くなる。中火にすると実はお湯を沸かすのでも
ガスのほうがIHで沸かすよりわずかに安い。
 カレーを作るときにもフタを閉じたままだと臭みがカレーに入ってしまうので
少しフタを開けて臭みを逃がすがこの時に多くのカロリーが損失となる。
 カロリー当りの単価が高いIHではこの損失を考慮するとIHは安くない。
 生姜焼、ラーメンのスープ、天ぷら、他にもフタを少し開けて調理する
料理はIHが電気代では不利。
 ふたを閉じたままでも良い料理の方が無さそう。炊飯はそうかも。