環境問題について考えよう
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0482考えるサル
NGNG「安全性の面から禁止すべき農薬など存在しない。禁止すべき使い方があるだけだ。」
DDTがマラリア対策に有効であることは否定しません。
しかし、現在では、人体に対する毒性が弱く、
生物濃縮の傾向も低い代替殺虫剤が用いられているようです。
もちろん、代替殺虫剤が全ての問題を解決するわけではありません。
しかし、DDTではなく、代替殺虫剤を使おうとしていることは、
少なくともその代替殺虫剤はDDTよりも安全だ、
つまり、環境や人体への影響が少ない、
と理解されているからではないですか。
そもそもDDTは、その環境汚染や人体汚染が問題で生産停止、
登録の失効が為されたのです。
それは「安全ではない」と理解されたからではないですか。
だとすれば、「安全性の面から禁止すべき農薬など存在しない」、
とは言い切れないと思います。
「DDT自体が安全だ」と言ったことに対して笑うことを笑うことは、
それこそ笑うべきことだと思います。
余談ですが、マラリア流行の一因として、
輸出用作物に大量の農薬を使用していることがあげられるそうです。
大量の農薬散布が、アノフェレス蚊(マラリアを媒介する
ハマダラカの一種であるアノフェレス・ディルス)
の農薬耐性を高めている一つの要因となっているそうです。
「減農薬」
つまり、私たちは「減農薬」という聞こえの言い言葉に騙されていて、
本質を分かっていないということをおっしゃりたいのでしょうか。
それから、「減農薬の方法論」という項に、
農作物の質(=価格)は「通常の農薬使用」では向上し、
「減農薬・無農薬」では低下するとあります。
これは逆ではないですか。
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