>>570
電力料金を下げる事による効果を理解していない。
現在の電力の供給は、全て電力会社の独占である。
それが規制緩和によって電気料金の競争が始まると、電力会社は今までのように高いコストを電力料金には転嫁できなくなる。
(利用者に発電コストをすべて転嫁できる従来の料金決定方式のもとでは、
新たに発生する原子力のコストも電気料金の値上げで回収できた。
しかし、電力自由化の進展で、二〇〇五年四月には自由化対象が販売電力量ベースで約六四%まで拡大する。
http://job.nikkei.co.jp/contents/corp/topic/003.html
では、電力会社の高コストとは何か?「原子力発電」である。

日本の場合、原子力発電所建設費の半分を前もって電力価格に転嫁できる。
しかし、電力の自由化が進むと転嫁が難しくなり原発の建設にブレーキがかけられる。
そして、今回の東電の様な原子力リスクが発生した場合それは、価格に跳ね返る。
(今回の不祥事で原発停止に伴う費用(千四百億円)が発生、
東電は今期の連結経常利益見通しを八百億円減額した。
http://job.nikkei.co.jp/contents/corp/topic/002.html

現状での法律等では、例え電力会社の原子力離れとなったとしても、その予算が新エネルギーにつぎ込まれる保障は無いが、
一応CO2がらみが在るが故に希望が無いとは言えない。

それと「太陽光発電」についてだが、自分は今の助成制度、日本の制度では、今一普及に難しさを感じる。
太陽光発電導入状況 http://www.jpea.gr.jp/4/4-2-4.htm
補助制度 http://www.jpea.gr.jp/4/4-3.htm

日本の場合----300万円出せますか・サクラメント電力公社の場合----月400円出せませんか
http://www.jca.apc.org/repp/NatEne/ENERGY3.htm
言っておくが、サクラメント電力公社の場合、「太陽光発電」を設置された家がその電力を使う仕組ではなからな。