日本の水道ではまだ取り入れられていない「膜濾過」が浄水器ではすでに取り入れられている。

(民営化したフランスでは、膜濾過の巨大プラントも存在する)

浄水器は適切な機種(浄水機能だけで2万円程度のもの)を選定し、
推奨取替え時期の半分の時期でカートリッジ交換し、
浄水器自体を1ヶ月に1度程度洗浄(とくに給水管接続部と蛇口部)することで
工業用水どころか、河川水でも飲用できるくらいの効果を発揮する。

(膜濾過:中空糸膜 + 活性炭 (+オゾン) というのがベストチョイスか)
現在の浄水場では除去できないクリプトスポリジウムなどの微小生物や
ある程度の化学物質まで除去できる。

ただ、浄水器がこれだけ普及した日本で、浄水場に膜濾過や生物処理を導入するのは
コストの無駄。(流域下水より合併浄化槽がコストがいいように、大規模公共の時代は
終わりを告げている)
水道局は、設備管理は民間でよいから、浄水器の適切な管理や、大阪市の誤接続を防止
するような、「行政的指導」の仕事が求められている。