＜東電＞火力発電所の稼働増やす方針　首都圏で

東京電力は１６日、横須賀（神奈川県）など首都圏三つの火力発電所の一部を新規または再稼働させる方針を固めた。
電力需要の低迷や二酸化炭素（ＣＯ２）排出問題から運転を見合わせていたが、「トラブル隠し」原発の点検などで不足する電力を補う必要があると判断した。
横須賀は一部が「休眠」状態だが、２カ月間の日程で２５日にもメンテナンスを開始し、その後、再稼働する予定。
品川（東京都）は新設の１基の運転開始を来年１１月から２カ月半ほど前倒しする。富津（千葉県）も現在２基が運転していないが、来春以降のフル稼働を目指す。
【根本太一】（毎日新聞）[9月17日3時21分更新]