>>35
関西の大学院で環境ホルモンについて研究しているものです。
確かに、母体から胎児に移行しているのは事実でしょう。
ただ20万倍に濃縮しているかどうかはケースバイケースですが…。

環境ホルモンと疑われている物質のほとんどは親油性で、
体内の脂肪に蓄積しやすいのです。
なので母乳に蓄積・濃縮した環境ホルモンを乳児が
直接摂取してしまうことになります。
有名な例ではダイオキシンが当てはまりますが、
基準値以下の摂取量なので問題はないとされています。
しかし、乳幼児期は感受性が高いこともあって
問題があるのではないかと考えられています。

アレルギーに関しては専門外ですが、
アレルギーは基本的には神経の過敏反応なので直接のものではないかと。
でもハウスダストや建材からでる化学物質による
化学物質過敏症が増えているの事実です。
フタル酸エステルなどの可塑剤関連も影響があると
考える専門家も少なくありません。
まぁ、生産者側は否定していますが。

参考になったでしょうか?