温暖化現象これからどうなるのでしょう?
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0478名無しさん@お腹いっぱい。
NGNGではなぜ「日本では」と区切ったのか、その意図が知りたい。
さて、流れとして>>446の言う論点3.から先に掛かるべきだろう。
IPCCによる試算は>>463と同じファイルの8ページの図3。
http://www.ipcc.ch/pub/spm22-01.pdf
これは1750年と2000年の気温変化に関する各要因の寄与率(正確に言えば
太陽からの熱エネルギーと地上からの反射のバランスをどちらにどれだけ
ずらすかをW/m^2で示したもの)を試算したもの。右端の項目の太陽の活動の変化に
ついては、確かに温暖化に寄与しているがその度合いは温室効果ガスほどではなく、
また科学的知見にも乏しいとされている(まだ6章の詳細は読んでいない(^_^;。
Fig 6.6ってどこのファイルにあるんだ〜)。
一方のPetition Projectも同じファイルより、図9。
http://www.sitewave.net/PPROJECT/pproject.htm
水蒸気などの現在の全温室効果ガスによる温室効果が左端。次がCO2を単純に
倍加しただけの時の温室効果。その隣がIPCCによるシナリオで、「CO2によって
気温が上がれば水蒸気も増え、相乗的に温暖化が進む」というシナリオでの
温室効果の推定。右端が「CO2で気温が上がると(恐らく雲量の増加などで)
物理学的、あるいは生物学的にブレーキが掛かる」というシナリオでの最終的な
温室効果の増加の推定。
本文では、「地球は寒冷化しているから仮説2(右端)が正しいだろう」と結論
している。
要するに両者とも「温暖化しているから温室効果ガスが犯人だ」「寒冷化している
から温室効果ガスは関係ない」と言っているに過ぎない、少なくともこれら要旨
だけを見るならば。そして、おそらくその主張に合わせたモデルで計算すれば
その主張と合致する結果が得られる、つまり自己撞着になっているかも知れない
という感じは受けた。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています