>>413
なるほどなるほど。
ただし、穏当かどうか、荒らしかどうか、難癖かどうか、その辺を判断
するのは究極的にはむしろ読み手の側だと思われることも考慮に入れて
もらいたい。
そちらがそのような意図の元に発言を行っていたとしても、どうも私を
含めて「レトリックに拘泥した難癖」と受け取る人が多かったように
感じられる(少なくとも発言している人では)。それを感じたからこそ
>>345(この時点ではこの人一流の口の悪さであってそこには悪意は
無かったと私は思うのだが)からの流れが生まれたのではないだろうか?

ま、私としては真っ当な議論をしようという人らしいということで
別段の不満はもう無いわけだが。


>>414
頷ける部分も多いが、温暖化の被害と国益という対比において、国益を
取った場合は温暖化の被害に対する補償を行って減ぜられた国益とで
比較されるべき点は注意が必要と思われる。極端な言い方に倣えば
「国益を優先して消極的温暖化対策を取ったところ、予測シナリオで言えば
穏やかな部類の影響が出たが、日本は治水などがしっかりしているので
大した被害は出なかったが(資金その他の理由により)治水の難しい
地域ではそこそこ大きな被害が出るようになった」場合の責任の所在を
どう考えるべきかという問題点がある。

アメリカが総合的な判断の上で京都議定書を蹴ったというのは、常識的に
考えればそうだろうと思うのだが、あの大統領の決めたことだけに不安。
というのは若干の偏見を含んでいるかも知れないが、「どうせ少々の温暖化が
起こっても直接経済的な被害があまり大きく無さそうな国」の言う事だし、
経済界が前から鼻息荒く反対していた事情も考慮すると、どうにもそう
信頼しきれないのだなぁ…。


そうそう、過日アメリカは独自の温暖化対策を行う、というような話を
聞いたのだが、具体的な内容について全く聞き及んでいないのだ。
詳細を知っている人があれば情報求む。