「どかーん、どかーん」と田舎の山は爆発音がします。
 毎日、午前6時前から午後8時過ぎまで爆発音がします。
 その間隔は約7分ぐらいですが、複数の機械が設置されているので、その間隔は、重複したり、長くなったりします。
 ほとんど一年中、日曜日も祝日も関係無しに爆発音がします。
 これは爆発騒音発生装置によるもので、LPガスを使用した爆発音です。
 T字型の赤い色の鉄パイプが使用されています。
 目的は猿や猪を農作物に寄せ付けないということでしょうが、大変な騒音です。
 それは銃声というよりも大砲の音なのです。
 戦場では、もっとすさまじい爆音が鳴り響くのでしょうが、ここは戦場ではありません。
 日本はまだ戦争を始めていないはずです。
 この爆発騒音発生装置は誰でも自由に設置することができ、役所への設置許可届出は必要ありませんが、それで良いのでしょうか?
 無制限にどこでも勝手に設置され、毎日、どかんどかんとやられては困ります。
 住民には訴える権利もないのでしょうか?
 すべては農業を営む人のために犠牲にならばならないことでしょうか?
 この問題は、大昔から訴えています。
 少なくとも10年以上も前からです。
 そろそろなんとかしてもらいたいものです。