科学的な文脈で「リスク」といったとき、それは以下のように確立あるいは期待値のことを表す。これをここでは「確率論的リスク」と呼ぶことにする。

リスクは、被害・損害を受ける確立と定義される。引き起こされる被害が計量可能な場合、
リスクはその事象の生起確率と結果として起こる被害の積(期待値)として定義される。

リスク = 発生確立 × 結果の重大性
つまり確率論的リスクは、「何をもって確立とするか」と「影響の大きさを何で計るか」という2つの基準によりどのようなリスクかが決まる(表参照)。