>>200
 確かに、原子力と自由化の話は、以下で完結。正論だね。(以下コピペ)

   米国では、原子力発電所でも、既存原発は、自由化された電力市場でも十分競争力を維持
していて、資産価値の高い発電用施設としてみなされており、売買取引が盛んだよ。
基本的には、高レベル放射性廃棄物処分、再処理、廃炉の解体費用等の、将来費用が会計的に
的格に処理できれば、自由化市場においても原発は競争力を持って運営可能。日本では、既に
高レベル法もできたし、再処理や廃炉も引当金制度があるから、概ね問題無いと思うけど。

 自由化で問題になるのは、佐和先生などがご指摘されるとおり、新設計画の維持が可能か
というところ。これは、固定費の比率が高いビジネス全般に言える問題であり、原発に限った
話ではないが、日本は京都議定書を批准する方針であり、国内経済への悪影響を回避しつつ
二酸化炭素の排出削減を達成するには、どうしても原発増設が必要なことが、問題を複雑に
している。でも、資本規模が十分大きければ、自由化後も原発新設は続くと思うけどね。
実は儲かりまくってるからね。