自衛隊の違憲訴訟で、裁判官が明確な判断を下したことってあったっけ?
あったかもしれないけど、俺の記憶では判断を避けたこともあった。

子どもにだって、自衛隊は憲法に違反していることは分かるが、実際問題と
して裁判官がそれを違憲と認めることは難しい。かといって合憲であると
判断するのも無理がある。だから判断を避けることになる。

自衛隊問題に限らず、国の政策に逆らう判決を下すと、裁判官は出世でき
ない。裁判官の任命は(最高裁以外は)法務官僚がやってるから、原発とか
ダムとか公害とかの裁判で、国敗訴の判決なんか出したら一生どさまわり
決定ね。

誰だって出世したいんだから、国(官僚)に睨まれるようなことはしないし、
したら定年まで重要な裁判を受け持つことはない。島流しね。

司法の独立なんて、幻想。完全に政治の道具っつーね。