東海地震で浜岡原発は大丈夫? その2
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0492スレ正常化希望
NGNG「東海地震が中途半端でなく発生すれば、それによる浜岡の地震動が現在想定されている
S2より厳しい可能性は、きわめて高い。したがって、三、四号機の耐震性は疑問である。
東海地震説と『発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針』が出る前に作られた一、二号機は、
S2に相当するものが三、四号機の四分の三しかなく、老朽化も進んでいるから、
耐震性がさらに低いはずである」(「静岡県は大丈夫か?」より)と述べている。
詳しくは本書を参照してもらいたいが、石橋教授は『指針』自体が間違っていると批判している。
「本物の東海地震は『多重震源』で、かつ『枝分かれ断層』も活動すると考えられるのに、
それらを考慮していないから、東海地震が起こったときの揺れが耐震設計で想定した揺れを
超えてしまう恐れがある」(同書より)
『指針』以前に造られた一、二号機など論外であろう。
また、石橋教授の警告の中で特に重要視すべきなのは、
「浜岡原発の東海地震対策として余震の問題がほとんど考えられてないことが、命取りになる」
ということである。M8クラスの東海地震が発生すれば、M7前後の余震が発生するのは、
過去の東海地震や、同タイプの大正関東地震などの実例からみて、ほとんど確実であると石橋教授は言う。
よしんば、奇跡的に東海地震本震に浜岡原発が耐えられたとしても、
あちこちが損傷を受け、ガタが来た状態で、阪神大震災クラスの余震に耐えられるとは思えない。
いまこそ、関係各所は石橋教授の警告に耳を傾け、耐震指針の見なおしを始めると共に、
浜岡原発全基を東海地震が来るまで一時停止するよう、強く求めたい。
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