血液製剤や狂牛病の事件を例に出すまでも無く
公式機関が時には真実を正しく伝えない事を忘れないでおこう。
安全を示す情報を事実と信じたい。それは誰もがそうだろう。
しかし本当に安全を求めるなら、情報を鵜呑みにはしない事だ。

チェルノブイリ事故で被害を受けた者の数を正確に把握することが
難しいだろうとは想像できる。放射線障害は予測も難しいからだ。
しかし放射能汚染が今も被害者を生み続けていることは疑いようも
無い。

数十人の死者で完結したかのような主張に出会ったなら
それが推進派、反対派、あるいは中立の誰によって話されているかは
関係無く、まずは話の内容を疑うべきだろう。