低光度航空障害灯の誘導方式(SI)式は、かなり前から使用されている。
OM-3B(ネオン管)なので、10,000時間以上の点灯寿命はある。2回線ルート
でなければ、片回線が停止しようと点灯している。太陽光発電の場所は、
システム全体で1憶はかかっているが、国立公園内等の制限なりで配電線が
引けない場合や引けたとしても配電線が長すぎて、逆に高くなる上、配電線
の保守のほうが金がかかる場合がある。高輝度LEDも既に製品化されている。
http://www.sankosha.co.jp/product/category.html?cid=63
↑上記のOM-3C(LED)型は、既に2代目。1代目は平成6年に製品化。2代目は、
消費電力を1代目の1/5に抑えた「低消費型」。低光度航空障害灯で済む
(90m未満)ならば、OM-3C(低光度・低消費型)+太陽光パネル+バッテリー
で電力的には全然問題ない。最近では125m未満の鉄塔であれば、中光度白色
航空障害灯を採用すれば、紅白に鉄塔を塗装する必要がないから、新設鉄塔
はこの方式の採用が多い。勿論、中光度白色航空障害灯(閃光)のSI式も研究
している。