暗号について
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0001名無しさん@そうだ選挙にいこう
NGNGああいうのって頻繁には変えないんですか?
実際変更頻度はどれくらいなんでしょうか?
0002名無しさん@そうだ選挙にいこう
NGNG0003名無しさん@そうだ選挙にいこう
NGNG0004自営業
NGNGこれに日本の97式欧文印字機とドイツのエニグマ暗号機が
載ってます。
エニグマ暗号機はシーメンス社製で、沈めたUボートからアメリカが
回収した話し(?)は有名ですが、イギリスは戦前にスエーデンに売却された
初期型を手に入れていたと、去年か一昨年の新聞に出てました。
0005名無しさん@そうだ選挙にいこう
NGNG0006 自営業
NGNGドイツのUボートに取り残されてどうしよう、という映画らしいです。
エニグマ暗号機も絡んでます。
0007元留学生
NGNG前には解析できていたという話をよく聞きます。
で、バトルオブブリテンに備えて、コヴェントリーをチャーチルが
見殺しにしたのも、よく知られていると思います。
ここまではいいんですが、アメリカの大学でヨーロッパ地理の
授業中、“連合軍はコヴェントリー爆撃の報復として、
ドレスデンを空爆した”なんて聞かされると、多少なりとも
カチンときます。別にその教授がそういう思想を持っている
訳ではなく、半ば一般論なのでしょうが、勝てば官軍とはよくぞ言ったものです。
00081>7
NGNGコヴェントリージレンマ。
暗号変えるのって大変なのかな。どんどん変えればいいのに。
「AFで水か不足した」と言う感じにアメリカのデマを送信したらしいけど
ほんとにこんな単純な物なの?
0009名無しさん@そうだ選挙にいこう
NGNGhttp://www.trc.co.jp/trc/book/book.idc?JLA=00024655
0010名無しさん@そうだ選挙にいこう
NGNG0011↑
NGNGちょっちちがうんでないかい?(^^;
0012名無しさん@そうだ選挙にいこう
NGNGそのためにも、最低限の知識として必要。
「暗号」長田順行:現代教養文庫(ただし絶版だと思う)
001312
NGNG12の本を読んでから考えると、それは小学校の算数の知識で大学の数学に挑むようなものだと気付きました。
0014>11
NGNG0015海の人
NGNGこのところInternet上でも話題に上っていますが、暗号というものは、通信
の保全を図る手段の一つなので、基本的に「我」と「彼」の間で共通のものが
使用されており、伝えたい相手に内容が伝わらなくては意味がありません。
したがって、各部隊の末端まで(それは当然、保全すべきレベルなどにより
種類は違いますが)共通な暗号がいきわたらなくては、暗号情報を流通させる
意味がありません。
つまり「暗号を変更する」というのは、全部隊の末端まで新暗号のシステム
を浸透させて初めて使用開始できるということになります。
たとえば、帝国海軍を例に取ってみれば、全艦艇に共通な暗号を行き渡らせる
ためには全部の艦が入港し、新暗号文書を受領し行き渡ったことが可能になって
初めて使用開始となるわけです。
出撃中で、安否の確認ができない艦艇が有る場合など(特に潜水艦)理屈の上
では、いつまでたっても新暗号を使うことはできないというジレンマに陥り
ます。
この際、新旧の暗号書を併用することは非常に危険です。
なぜなら、安全性の点で信頼できない(とみなされる)旧暗号文書と新暗号文書
で同内容の暗号文が流れてしまうため、解読が容易になり、ひいては新暗号の
システム自体が保全性を著しく傷つけられてしまうからです。
このような点を機械を補用する事で克服しようとしているのが「機械式暗号」
で、以前は本当の機械だったのですが、最近はコンピュータでソフトウェアの
交換によって暗号システムの根本的な変更すら可能になっています。
ただ、この場合も新しいシステムを構築する時間と、最低限の暗号員の教育
も必要になるわけで(機械式暗号は機械が壊れたらなにもできなくなってしまう
のが特徴なので、その場合のバックアップとして最低限手作業で暗号文を組立
・翻訳できる能力が必要です)、これもそう簡単ではないとご理解頂けると
思います。
0016名無しさん@そうだ選挙にいこう
NGNG発信元が暗号を変えると、受信する側もそれに合わせて解読方法を変え
ないといけません。
これが太平洋になると欧州に比較してとんでもなく広い範囲に部隊が展開
していて、しかも海を越えて新しい乱数表を部隊に届けないといけません
から頻繁に返るのは結構大変です。
(現実に古い乱数表しかない部隊が新しい乱数表の味方の暗号電文を受信
して解読出来なかった例はあります)
欧州の戦場と違って太平洋ではその広大な広さも問題であったと思います。
0017名無しさん@そうだ選挙にいこう
NGNG(日本の暗号機は設備としてはあってもあまり使われなかったらしいが)
の変更を伴うものだから。暗号変換の基数は定期的に変更はされて
いたけど、それのみだと解読に使えるソース(戦時暗号)が莫大だから
解読の妨げにはならない。日本の場合、欧文印字機が盗まれたという話も
あるし、ロジカルな部分や、乱数表その他の入手を許してしまった
のが解読された原因で、暗号強度そのものについては(当時の軍事常識
においては)そこそこだったと、なにかの戦史には書いてた。
ちなみに、ミッドウェイその他の文章も平文で水不足だなんだと打った
わけじゃない。各種表現が平文同様に解読されてると重要な
暗号符丁もすぐにわかってしまうという象徴的なエピソードでは
あるけど、解読の勝負は既についている。
0018海の人
NGNG同感です。
また戦争の進め方として、できるかどうかもわからない、しかも異国の言語を
ベースにした暗号の解読に莫大な労力と時間、資金を投入するというコンセプトから
すでに勝負は見えているような気もします。
暗号もしょせんは人間の作ったものですし、特に軍用の暗号は送信内容がさらに
定型化して行かざるを得ない以上、それだけで強度はだいぶん下がってしまいます
から。
0019名無しさん
NGNGちなみに日本の通信文は、特に定型文が多くて解読のしやすさに
つながったとものの本に書いてました。生真面目な軍人さんばっか
だったんでしょうねえ。
旧軍の通信傍受能はアメリカと比ぶべくもありませんが、一応
暗号解読はできなくとも、暗号文の統計的処理による軍事行動予測
などはやってたんですよね。空振りに終わったものの、その予測に
従って、機動部隊を動かしたこともあるんで思ったほど情報戦に
日本が無理解だったというわけではないのでした。まあ、英米が
数段上だったというだけの話で。
0020海の人
NGNGどちらかというと定型文になっていく理由というのは、通信状況が悪かったり
そもそも電波妨害で虫食い状態になってしまった場合に元の電文を推測しながら
翻訳するためなのです。
本当は、どこの国の軍隊でも通信関係者に対しては、こういう推測に基づく
翻訳はしないように厳に戒めているところなのですが場合によってはそんなこと
言ってられない場合もあって、鑽孔テープを読めちゃったり、あるいは崩れた
電報文をぴたり回復できたりする暗号長は「神様」なのでした。
このあたり「通信運用」の利便性と「通信保全」の秘匿性のtrade offなところ
ですよね。
たとえば、作戦直前限りで数分すれば秘匿が破れる(X timeの令達など)は簡単な
暗号文でも用は足りますし、逆に敵味方情勢判断など長期に渡って部隊行動の基準と
なるような情報や、特に秘匿性が必要な情報(潜水艦の行動報告)などは最高度の暗号
でくむ必要があるわけです。
0021海の人
NGNGCOMINTはプロじゃないのですが、たまに部隊行動でCOMINTなどしていると、
電報や交話の統計をとるだけで、おもしろいように(本当に手に取るように)
対抗部隊の配備・行動状況が把握できます。
プロがやると、もっとすごいのだろうと思いますが、このあたり大韓航空機
撃墜関連ででた書籍に詳しい状況が載ってますね。
00221
NGNG末端まで考えると確かに頻繁は難しいかな。
でも事前に、普通の暗号と、普通暗号のルール変更時に新ルールを伝える時のみに使う暗号を用意しておいて
変えれば暗号のルール変更用暗号はほとんど使わないから情報の解読が難しそうな気がしますが、
まあそんな過去の事はいいか。
それとCIAが自動車交渉を聞いたとか言うのがあるけど、海外の交渉団と本国の通信も
暗号使ってるのですか?
0023名無しさん@そうだ選挙にいこう
NGNG0024NsA
NGNG>22さん
もちろんです。
新潮選書から
「暗号の天才」
というのが
出ていますので
参考になさってみては
いかがでしょうか。
ご存知でしたら
申しわけありません。
0025名無しさん@そうだ選挙にいこう
NGNG0026ウィリアム・フリ−ドマン
NGNG>25
特に津軽弁。
なかでも上磯地区のは...
もう最高です。
0027名無しさん@そうだ選挙にいこう
NGNG受信ミルク
とかはどうよ?(笑
0028ペンネームC
NGNGあの二人の間に会話が成立するのだろうか。
0029名無しさん@そうだ選挙にいこう
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