弾道ミサイルの使えなさ

**pribate.1st** · NG

弾道ミサイルは外部からの誘導によって命中させるのではなく、
ジャイロとコンパスを使用して、「ここから方位何度、距離何キロに
飛べ」といった形で指示されます。命中精度は、正確なジャイロ（レ
ーザーが今のところよろしいかと）と綿密な計算システムに依存しま
す。アメリカの現有ミサイルで数百ｍというところがいいとこのよう
で、スカッドシリーズは１－２キロ程度、これでは原発直撃のために
は数百は打ち込まないと無理かと思います。だからＮＢＣにこだわる
わけですが、アメリカの最大の国益は「東アジアの安定」につきるの
でもし（アジアのどの国でも）ＮＢＣ弾頭ミサイルが打ち込まれれば
直ちに在日米軍、第７艦隊が第二撃阻止の体制を取るでしょう。

>1 · NG

弾道ミサイルが心理面で相手に与える影響を、湾岸戦争の時のイラクの
スカッド攻撃を参考にして勉強して下さい。
（本は一杯に出ています）
特にサウジアラビアやイスラエルに対する事例は、例えへっぽこミサ
イルであっても大きな戦略兵器に化ける良い例です。

弾道ミサイルは、そのハードや戦術的な威力よりも、戦略面や政治面で
の駆け引きのカードとしては決して使えない存在ではありませんし無視
できない存在です。

**テポドンクラスの威力** · NG

世を騒がせたテポドン君ですが、あれの弾道ミサイルとしてのハード面での威力ですが
核弾頭や生物・化学弾頭ではなくて弾頭重量１トンの通常弾なら、仮に１００発が日本
列島に撃ち込まれたとしても、それに国民一人当たりが直接当たって死傷する確立は、
たぶん外出して交通事故に合うよりも低いでしょう。
ミサイルなんて通常弾頭であれば１００発集まった所で１国に与えられる被害は（二次
被害を除けば）そんな程度でしかないです。

ただ、当たり所によっては大きな二次被害を引き起こしますが、見方をかえるとこれが
心理面で攻撃を受ける側に大きな負担になります。
むしろこっちの方が弾道ミサイルの存在威力かもしれません。