日露戦争時の陸軍って
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0001かまねこ
NGNG書かれることが多いように思うんですが
みなさんから見て日露戦争時の戦術ってどうですか?
それともあれが当時できた限界の作戦だったのでしょうか?
0002チェックメイト
NGNGしっかりと考えていて、さらに自分達が考えた通りに戦争を終わらせた
ことは○ですね。
陸海軍も”国家の前に軍があり”ではなく、政治の一手段の実行機関に
終始していましたし。
0003IUZO
NGNG0004カノ
NGNG組織内に柔軟性があったように思われる。
0005隼鷹
NGNG装備してたそうですね.(日露戦争史;参謀本部編、徳間文庫より〉
南山、金州の戦いや旅順攻防戦の際にはすでに持っていたにも関わらず
運用法を知らないために使いこなせず、逆にロシア軍のそれの為に
大量の死傷者を出してたんだから皮肉なもんです。
もっとも、奉天会戦の際にはコサック騎兵部隊を機関銃で撃破した
そうですが。
0006カノ
NGNGそれは日露会戦以後の歴史にも続く。
今日の自衛隊にしても兵站を軽んじている面がある。
0007目先ばかりで
NGNG乃木将軍。旅順の攻略の目的は港のロシアの軍艦を破壊・または
追い出すのが目的でしたが、旅順そのものの占領が目的かのごとき
盲目的な作戦を行いました。
0008チェックメイト
NGNG悪弊は”本質を見逃す”ではなく”才能より縁故を優先する”ことでしょう。
乃木将軍はコネで出世した方ですから・・・
明治天皇の幼き頃の指南役であり、誠実な人柄から天皇から信頼されていた
のですが、軍人としては低能で、西南の役では近代日本軍では初めて軍旗を
焼くはめに陥っています。
”無能な働き者”のひとりですね。
0009ちみ
NGNG陸軍の話題から少しずれますが、日本海海戦については、作者の読み得
なかった資料の存在があり、多少事情が異なるようです。
「日本海海戦の真実」 野村実 講談社
>(機関銃の)運用法を知らないために使いこなせず:隼鷹さん
日露戦争は、近代的な軍隊同志がが機関銃を使って戦った最初の戦争で
した。だから前例がなく、うまく使いこなせなかったのではないでしょ
うか。
それ以前の使用例は、アフリカの植民地で原住民の暴動を鎮圧するため
に使われたくらいのようです。
「機関銃の社会史」 ジョン・エリス 平凡社
0010>9
NGNG>に使われたくらいのようです。
ですが、その遥か以前に、北越戦争で河合継之助が率いる長岡藩が
アメリカ製の機関砲(正確にはガットリング砲)を使用しています。
南北戦争終了によるお流れ品で、本場のアメリカでも実戦使用して
いないです。
その当時、日本に3台しかなく、2台は長岡藩が、もう一台は薩摩藩
の船に搭載されていました。
で、その船でガットリング砲を担当していたのが後の東郷平八郎です。
0011ちみ
NGNG前掲の本には(たぶん)記述がなかったので、極東での使用例は、
当時の欧州の軍事専門家たちに、まったく認識されていなかった
のだとおもいます。
失礼しました。
0012しかし
NGNG0013あまりの軍律の厳しさに
NGNG0014今も昔も
NGNG0015機関銃?機関砲!
NGNG一次大戦期に軽機関銃が開発されるまでは重くて攻撃前進に随伴させられません。
ですから当時は日本でも逆襲防御に多用されています。
使用戦術が確立したのはやはり日露戦期でそれ以前は配備されていても
ろくな運用がされていませんでした。
(ナポレオン三世下の仏軍等)
でも、日露戦争時の攻勢時に於ける損害も機関銃に起因するのではなく、
主として砲兵、シュラプネル榴弾による突撃破砕射撃に因るもので
ここに近代戦の幕開け、とされるわけです。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています