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砲身の先

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0001砲身NGNG
61式戦車のように、砲身の先がT字型しているのは
何か意味があるんですか?
0002KAZNGNG
ありゃマズルブレーキだと思いますけど。砲弾の発射ガスを
あの部分にブチ当てて(砲身を前に押し出す感じ)、反動の軽減を図ってるんだと
思います。戦車とか詳しくないんで確かじゃないですが。
0003>2NGNG
7割正解。

0004KAZNGNG
残りの三割は何ですか?
0005>4NGNG
砲身を前に押し出すのではなく、火薬の燃焼ガスを横に逃がすこと
で反動の軽減を図るが正解。
0006KAZNGNG
>5さん
なるほど。御返答ありがとうございました。
0007貧困學生NGNG
先っぽにつけるのと、真ん中につけるのとで
はどう違うんですか?
0008>7NGNG
質問の意図が良く分からんのだけど、真ん中に付けたら弾が加速しない
だろうね。

似たような機構に、排煙ポート(エバキュレータと言われている)が砲身
についているのがあるけど、あれは加速を犠牲にしても砲身内部によど
む燃焼ガスを早く排気するためのもの。
0009補足NGNG
最初歩の砲内弾道の計算では、飛翔体が動きはじめる圧力=初動圧力や
ダイヤフラム破壊圧力を考慮した、燃焼ガスの断熱膨張により飛翔体が
加速されるとされているんだね(厳密には違う)

ってことは、弾丸後背部の圧力が飛翔体の初動圧力以上の圧が維持出来
ている限りできるだけ長い時間飛翔体を押し出してやればやるほど砲口
出口速度は上がるのさ。

それを考えれば、砲身の真ん中にマズルブレーキを付ける必要性という
のは、加速効率を考える限りまず考えられないと。
0010貧困學生NGNG
>7
うーんと。
90式にしてもM1でも74でも砲身の真ん中辺りが
膨らんでるのは「排煙ポート」っていうの?
私はあれもマズルブレーキだと思ってました。
0011>10NGNG
直径3mm程度の穴4個程度じゃマズルブレーキの役目もで
きないよ(苦笑)
0012>10NGNG
>90式にしてもM1でも74でも砲身の真ん中辺りが
>膨らんでるのは「排煙ポート」っていうの?

No.
それはサーマルジャケットです。

砲身の周りには砲身に燃焼ガスを巡らせ、砲身を均一に加熱することで
、砲身の曲がりを防ぐ、砲を包み込む(すきまあるけど)グラスファイバ
ー製のサーマルジャケットの一部がその正体。>ふくらみ

そして、あの膨らみの近くに数ミリの穴が3〜4個程度砲身中に穿たれています。
数ミリ程度じゃマズルブレーキの役にも立たんよ。
0013元戦車兵NGNG
>12
サーマルジャケットは、砲身の付け根から先までを
包んでいるので、違います。

正解は、「排煙ポート」です

0014>12NGNG
あ。フォローサンクスです。

今、フと思ったんですが、もしかしてお互い定義間違ってる可能性ないですか?(^_^;)。

エバキュレータ(排煙器)があの膨らみで、排煙ポートは砲身についているちっちゃな穴
とか。今。手元に仕様書がないので、ちょっと困っています(苦笑)。

で、確かエバキュレータってサーマルジャケットのジョイントの役目を果たしていたと
思ったんだけど(分解時の写真を見る限り)、どうでしょう?

サーマルジャケット一式で排煙器と一体だと思ったんだけど(実際がらんどうだし)。
0015空手バカボンNGNG
>14
「排煙ポート」では、なく「エバキュレータ(排煙機)」が
正解でした。混乱させて済みません。

サーマルジャケットは、付け根側と砲の先側の2つがあり
その真ん中にエバキュレータがありますので、ジョイント
の役目を果たしていますが、それは設計上の話ですね。

設計者の意図はそうだと思います。

0016砲口制退器NGNG
マズルブレーキの機能は5さんの説明どうりです。
本来なら真っ正面に噴出して砲身を後方に押す力となるガス
の一部を側方に出して後座する力を弱めます。榴弾砲にはもっと
凝った形のがついてますね。
ちなみにあれがあると装弾筒付徹甲弾が撃てなくなるので最近の
戦車には着いていません。

エバキュレータとは砲身の一部が二重になっていて内筒に穴が沢山
開いていて、砲弾が通るときにそこに高圧のガスが溜まるようになって
います。砲弾が砲身から飛び出すとそのガスが砲口へむけて流れ砲身内
の硝煙を排出するようになっています。74や90式は砲身の中ほど
にありますが、61式はマズルブレーキのすぐ後ろにあります。

サーマルジャケットは砲身の上面に太陽光が当たる事により
上面側が膨張し、砲身が下向きに反り返るのを防止するための
断熱シートです。エバキュレータの部分は砲身が二重なので
かぶせてないのでしょう。
ちなみに、90式などの新型戦車は砲身の付け根からレーザー光を
出し、砲口部分に着いてる鏡(ボアサイトミラー)で反射させて
砲身の反り量を測定し、砲撃時に砲身の角度を自動調整してます。
0017>16NGNG
いえ。120mm滑空砲にはサーマルジャケットじゃ直接触れていません。

サーマルジャケットの中にその内径よりも数センチ外形が小さい砲身が
入っています。砲身の肉熱は意外と思えるほど薄いんです。砲身先端で
1cm程度じゃないでしょうか?

よって、空洞部分はエバキュレータだけではありません。

サーマルジャケットについてですが、確かに初弾を撃ち込むときには太
陽光等による砲身の反りが問題になりますが、一度でも撃ってしまえは
火薬の燃焼ガスが砲身全体を巡る構造になっているため、砲身全体が加
熱され、太陽光の影響はかなりカットできます。

昔のようにゴムシート状の物を直接触れるように被せていないんです。
これはラインメタル系の滑空砲総てに当てはまります。
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