アメリカ空軍の主力戦闘機F−15の後継機として決定していた
次期主力戦闘機F-22(通称:Raptor)だが、
7月に開かれたアメリカ議会はF-22の納入の無期延期を決定した。

F-22の納入延期の理由だが、
アメリカ3軍(空軍・海軍・海兵隊)とイギリス海軍が推し進めている
JSF(統合攻撃戦闘機)計画を見守り、
場合によってはF-22の導入をキャンセルするとの事である。

ノースロップ社のYF-23との競争に打ち勝ち、次期主翼戦闘機の座を
勝ち取ったF-22であるが、JSF計画の浮上で大量生産される見通しはなくなった。
JSFはアメリカ3軍とイギリス海軍が共同で使用する戦闘機を開発する計画で、
これが実現すればアメリカ3軍とイギリス海軍は同一の機体を採用する事になる。