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浸透戦術は、カイザーシュラハトがそれなりの進展を各所で見せながらも、
あっちこっち、うろうろしただけで、結局はgdgdで終わってるので要注意

当時の日本軍では
「単なる弱点攻撃だけでは決定的な結果は得られない、重心を狙わなくてはダメとクラウゼヴィッツも言ってるじゃん」
と辛口分析しています。
(確か 「世界大戦ノ戦術的観察(第四巻)」だったと思う)

ここをソ連は作戦術として多段階に作戦を連携させていった訳です。

※注意
 実は、この米軍のOMG認識は「第1梯団」に先行する形で認識し書かれているものもありますが
 実際は、第1梯団の「後」に発進し、第1梯団を追い抜き、さらに縦深に進出するのがOMGで
 その進出は、第1梯団よりも、第2悌団に大きく寄与するものです。
 時期的にまだ情報や分析も十分じゃなかったのかもしれません。

 (AirLandBattleにOMGの理論性が似ているので、かなり焦った模様/AirLandBattleとの類似性については)
 (米軍文書の「AirlandBattle and Operational Manuever Group」で触れられています)

 このあたりの実際は00年代に入ってグランツが明らかにしてくれています。

※注意2
 とは言っても、第1梯団にとっても、敵の逆襲部隊がOMGで妨害されるのでまったく無関係ではないです。
 第1梯団、OMG、第2梯団、予備、これらがそれぞれの役割を持ち有機的に連携する。
 これこそ作戦術の具体的体現の一例