ゲリラ戦の形態
1)小規模蜂起/テロ活動による人質事件や襲撃事件
 目的:政治主張/活動資金獲得/政情不安醸成/活動家解放 等
 対応:対応は主に警察/公安、部分的な対応に特殊部隊等が出動する可能性もある
    出動は後の政治宣伝に利用され、治安側の外交失点となる可能性が高い
    従って普段からの捜査・摘発による防止に努め、発生後も軍投入以前の鎮圧が原則

2)小規模蜂起/テロ活動/コマンド襲撃
 目的:限定戦争(主)に連動した妨害活動(従)
 対応:対応は主に警察/公安、部分的な重要地点の警備には軍が出動する可能性もある
    しかし、軍は限定戦争に全力をすべきであり、本格的に対処する事はその時点で相手の企図達成になる

 ※この段階で潜伏側が全面蜂起を行う可能性は少ない。
  もし鎮圧覚悟で全面蜂起した場合、本国側は救援か見捨てるかの選択を迫られる
  見捨てるのならば、蜂起側はいずれ鎮圧される運命(ワルシャワ蜂起)
  救援するのならば、それは全面戦争に発展する事になる。
  しかしこれは本国側がもともと限定戦争の計画であるので拡大を求める可能性は少ない。
  よって限定戦争における全面蜂起の可能性自体が少ないと考えられる