>>608
> 小型護衛艦のテストモデルだったのかもしれない

はやぶさのそこは少し違って
護衛艦戦闘システムに連接されるデータ通信用付加装置、
C2T端末とMOFシステム端末のCOTS化のテストモデルと見るべき

はやぶさの戦闘システムOYQ-8BはAN/UYK-44で構成された
ミサイル艇向けシステムで一号型のものの発展型なんだが
連接されるC2T端末とMOFシステム端末を民生品、市販品の
業務用極限作業向けPCベースの舶用品に変更
専用ソフト導入で対応するオープン・アーキテクチャ化して
COTSリフレッシュ対応可能にしているんだ

あと地味に搭載砲
ライセンス生産化したメララ76mm砲ベースに国産改修
装填・給弾系にチタン軽量材導入して日本仕様に変更
スーパーラピットとほぼ同等まで発射速度向上して
メララ本社からの輸入品のステルス用砲塔シールドを組み合わせてる

FCS-2と76mm採用は、不審船対処用の対艦打撃力に加え
当初のはやぶさ型ミサイル艇整備構想では
2隻または4隻を一戦術単位とする敵揚陸船団に対しての
SSM・火砲用いた対艦戦闘と、上陸した敵への対処の為の
沿岸域での砲火力用いた支援能力が求められた為だと思うよ

大綱見直しで整備構想が中断されたのもあって、結果的に
従来のミサイル艇と同じSSMによる対艦戦や
不審船対処の方が重視されているけれど、何気にはやぶさ型は
沿海域戦闘を想定し限定的な対空・対地能力求められ
C2T端末周り搭載された点が見落とされがちだったりするんだわ