新 日本の次世代艦隊のあるべき姿 十八番艦
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0461名無し三等兵
2013/05/18(土) 03:49:29.59ID:???決戦兵器である為に最新鋭でなければ装甲砲艦や装甲海防艦としての戦略的、戦術的価値しか見出せない。
近代化改修により最新鋭艦に対抗可能な能力を持たせる事も可能だが、艦の構造、改修費用などで実用限度がある。
例1:日清戦争で日本海軍の最新鋭防護巡洋艦に太刀打ち出来なかった定遠級戦艦。
例2:日露戦争で最新鋭の敷島型戦艦に対し、海戦で全く太刀打ち出来なかった露西亜の戦艦群。
例3:ドレッドノート級の誕生で戦艦から装甲海防艦レベルの戦略的、戦術的価値しか無くなった前弩級戦艦。
例4:日米戦争で主に柱島艦隊としてしか使われなかった日本の旧式戦艦群。
例5:艦隊決戦に主力として投入されず、もっぱら対地支援砲撃に使われた米旧式戦艦群。
例6:ビスマルク級一隻に苦戦した英旧式戦艦群。
・巡洋戦艦
戦艦と同様の問題に直面するが、その速力を活かす事が出来れば旧式であっても戦略的、戦術的に効果的な価値を見出す事が可能。
例1:日米戦争で建造から20年以上の月日が経ちながらあらゆる局面に投入された金剛型戦艦。
・航空母艦
建造から年数が経った旧式艦であっても基本設計がしっかりしていれば最新鋭機を運用する事で最新鋭艦に引けを取らない活躍が可能。
例1:1920年代就役ながら、日米戦争緒戦で最新鋭機を搭載して新鋭空母に引けを取らない活躍をした赤城型、加賀型、レキシントン級。
例2:基本設計は1960年代でありながら、最新鋭機を搭載する事で現代でも比類なき戦略的価値、戦術的価値を持つニミッツ級。
以上の点から考えて、大国同士の戦争の心配が無い平時はもっぱら巡洋戦艦と航空母艦に国家の建艦リソースを割き、
戦争が始まりそうになったら最新技術の粋を集めた戦艦を集中して大量建造し、戦争に挑む事が望ましいと考えられる。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています