ファショダ事件の解決に失敗して対立する英仏。イギリスはフランス牽制のためドイツと接近し、
フランスはドイツ挟撃のためロシアにさらなる資本投下を行う

第一次大戦勃発と同時にイギリスがノルマンディーに上陸してくれたおかげでドイツはシュリーフェン・プランに
成功、ロシアはペテルブルクを改名する暇もなく占領されて降伏、賠償金を支払うためロシアはフランス資本を
国有化する

フランスは敗北、日英独は主なフランス植民地を獲得し、なぜかベルギーも迷惑料としてカレー市を獲得する
共産党と右翼の街頭闘争が日常となるパリで「ナポレオン主義」を主張する男が政権獲得、冷や飯を食わされていた
ド=ゴールを重用し、電撃作戦でベルギー・オランダを占領、「自然国境」を唱えてライン河西岸の獲得を目論むも敗北、
「ナポレオン主義」と対立していた王党派が政権樹立、英独と講和する

ラストは「バヤール要塞爆撃命令」なる映画を撮影している日本人スタッフに時代考証で協力するド=ゴールの独白で〆